先ずよく言われているお話を・・・
クワガタの幼虫は、枯れ木の細胞壁を構成しているセルロースを、
体内に共生しているバクテリアの力をかりて、
消化吸収して栄養にしています。その時にリグニンという物質が、
セルロースの消化吸収を邪魔していますが、
白枯腐朽菌が、リグニンをセルロースなどに分解してくれるので、
菌糸瓶の飼育ではクワガタは大きく育つ。。。
私は以前にも書きましたが、「血統至上主義」です(笑)
しっかりとした温度管理と菌糸交換のタイミングさえ間違わなければ、
良血統であれば、大きく羽化してくれると信じています。
しかし、いろいろ試したい年頃なのでセルロースを、
添加してみたいと思ったことは何度かあります。
それに加え、セルロースはエネルギー源でありそれに頼っても、
頭打ちになるので、体を大きくさせる為にはタンパク質が必要であり、
タンパク質を添加したほうが良いとの話も。むむむ。。。
もう何が何だか分からなくなってきました~(苦笑)
私は添加剤は使用したことはありませんが、
高添加菌糸瓶を使用したことはあり、「拒食」はかなり経験しました。
健康優良児(良血統種)に、栄養のバランスが良いものを・・・
食べさせるのが良いに決まっています!しかし、
栄養のバランスが良いものを、見つけるのは難しいですね〜(苦笑)