自然とのふれあい |
そのポイントは、神話の里周辺にあります。本流と支流が合流する辺りのとても深い谷の底のポイントですが、8mの本流竿をビュンビュン振り回すことができます。ちなみにこの時使用していた竿は、8m補虫網改良版として今も愛用しています(笑)0.6~0.8号の糸を使用しても、ガンガン餌を食ってきます。25~35cmぐらいのヤマメが面白いように釣れました。とても深い流れなので、きっと、もっと大きいヤマメがいるに違いないと、40cmを夢見て、毎週通っていました(苦笑)しかし、そこまでのアプローチがとても大変で、崖を登り降りしたり、川を泳いだり・・・今はとてもできませんね~!想像を絶するキツさでした~(汗)その日も1時間ぐらいかけて、目的のポイントに到着して、デカいミミズをつけて釣り始めます。いきなり30cmオーバーが釣れたりして、一人悦にはまっていると・・・
「ポチャン・・・パラパラ・・・ポチャン・・・」と、小石が降ってきました。何だろうと何気に後部上方を振り返ると・・・そこにいたのは、野生の猿の群れでした~!ざっと見ただけで、10匹はいます。凄く威嚇をしていて、小石をわざと落としています~!ひぇ~と、猿の群れに背を向けて、ごめん、ごめん、ごめん、ごめんと心の中で誤りながら、一切猿のほうを振り返らず、仕掛けをしまい川向うに泳いで渡って、逃げ帰ったことがあります。猿はとにかく目を合わせたら、やられると教わっていたので・・・(笑)そこは猿たちの縄張りだったのでしょう。あのポイントは釣り荒れることがないので、まだ良い釣りができるでしょうが、それ以来、怖くて行けていません(笑)その後、50cm級はもっと下流の本流筋にいることを仲良くなった地元の川漁師さんから教えて頂いたので、もう2度と行くことはないと思いますが、谷底から見上げると断崖絶壁の両岸の間から青々とした夏の空と入道雲が見てとれる現実とかけ離れた別世界!自然の一部となって楽しむ、あの贅沢さは今でも忘れられない良い思い出ですね~♪
この時は、危うく難を逃れることができました。「目を合わさない」という行動をとったのが、良かったと思います。自然の動物や虫は確かに怖い一面がありますが、その怖さばかりを気にしていたら、自然を楽しむことはできないでしょう!山にはマダニがいるからという理由で、クワガタ採集に行きたいと懇願している子供たちの希望を断つのは、何か可愛そうです。「正しい知識と備え」があれば、きっと楽しい夏休みの思い出を作ることができると思います・・・
あっ!今日で夏休みは終わりだぁ~!(笑)