休眠期間ズレをまじめに考える・・・本土ノコギリ |
昨年から今年にかけて、
本土ノコギリ、アマミノコギリを累代飼育してきました。
目標サイズの個体を羽化させることはできませんでしたが、
羽化不全がなく、
全ての♂を大歯で羽化させることができ・・・大満足です♪
トクノシマノコギリの累代飼育も考えていたのですが、
♂がなかなか休眠から目覚めず・・・先に♀がお亡くなりになり、
累代飼育を諦めることになってしまいました(泣)
♀は羽化後、1~2ヶ月後頃から餌のゼリーを舐めはじめますが、
♂は羽化後1年近く経過しないと、活動を開始しないようです。
そこで、トクノシマノコギリの苦い経験を生かし、
ノコギリクワガタの累代飼育は、
アウトブリードでやって行こうと考えています。
つまり・・・
今年産まれのWF1の♀と別腹の活動をはじめた♂を交尾させて、
来年の今頃に、CBF1の♀を羽化させ、
WF1の♂とCBF1の♀を交尾させて累代飼育していく方法です。
あくまでも、♂の休眠期間が1年として考えた場合です。
この方法を成功させる為には、
別腹の活動を開始した♂を入手する必要がありました。
しかも同産地の・・・
じゃっ!じゃじゃ~ん!
福岡県糸島市産の立派な本土ノコギリの♂を入手しました~♪
この♂(WD)と私が育てあげた♀(WF1)で、
今年は累代飼育して行こうと考えています。
本土ノコギリで交尾していない♀を入手するのは、
案外難しいので、
昨年から今年にかけて、累代飼育した甲斐があったと思います。
くわがた散歩道様有難うございました!
沢山、幼虫がとれますよ~に♪ 祈願!
本土ノコギリクワガタ
●産地:福岡県
●種親:
♂:68.2mm(WD)
♀:38.2mm(WF1)
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