我が家の長男は、トノサマバッタとオオカマキリが大好きです。
しかし、この時期はシーズンオフなので、巨大魚や深海魚にご執心のようでしたが、
唐突に、「パパ~クワガタはもういいから、タガメ飼おうか~」と・・・
クワガタもほとんど助手の次女まかせで、な~んにもしてないくせに~と思いながら、
福岡市総合図書館でお借りしてきた、
「タガメ」と「水生昆虫大集合」を読み漁りながら、ちょっと勉強してみました。
やはり一番気になるのが、飼育できるのか?なので・・・
餌が「カエルや金魚」・・・う~ん、これは無理じゃないでしょうか?と、
長男にお聞きしてみると、「パパっ!マグロの刺身でもいいみたいだよ!」、だって(笑)
う~ん・・・そうだ!
採集の鬼のマーブルクラブ様に相談してみよう!
早速メールで、お伺いしてみました。
<以下、マーブルクラブ様からの返信メール>
そうですね、九州でタガメを含む水性昆虫を採集するのは、オオクワガタ並に難しいです。
タガメ、ナミゲン(ホンゲンゴロウ)は九州では、一ヶ所位しか要る場所がないです。
ちょっと子供と直ぐ行ける状況ではない感じです。
それ位厳しいです。中国地方の方がまだ、少し状況はいいです!
画像は、私が採集した。奴です。(↓)
オオクワガタ並みですか~・・・
農薬散布、越冬に必要な雑木林の減少、灯りに飛来することによる乾燥死が、
オオクワガタ並みに減少させている原因みたいですね。
鳥取には親戚がいるので、
お盆休みにでも、島根、鳥取あたりに出かけて息子と頑張ってみます!
マーブルクラブ様には、ここに掲載していない他の画像も沢山頂きました。
やっぱり、マーブルクラブ様は凄い人=採集の鬼でした!!!
タガメ
カメムシ目・コオイムシ科に分類される日本最大の水生昆虫です。
「水中のギャング」とも呼ばれ、かつて個体数が多い時には、
養殖池のキンギョなどを食い荒らすことから、害虫指定もされていました。
カブトムシと同じで、純自然的な環境ではなく、
むしろ人の手の加わったいわゆる里山で繁栄してきた昆虫です。
バナナやパイナップルのような香りがして、
中国や東南アジアでは好んで食されているそうです。
●体長:50~65mm
●寿命:3年ほど
●餌 :魚、カエル、時にはヘビやカメなどの爬虫類も捕食する